HTML5タグ虎の巻

abbrタグ

abbrは、略語であることを表すタグです。

解説

abbrタグは、囲んだ文字が略語であることを明示したい時に使用します。
abbrタグのtitle属性で正式名称を指定します。

コンテンツ・モデル

カテゴリー
(自カテゴリ)
フロー・コンテンツ
フレージング・コンテンツ
コンテキスト
(親カテゴリ)
フレージング・コンテンツを許可する場所
コンテンツ・モデル
(子カテゴリ)
フレージング・コンテンツ

属性

abbrタグには以下の属性が指定できます。

【属性】
属性説明
title略語の正式名称を指定する
(例)title="HyperText Markup Language"
【主要グローバル属性】
属性説明
classクラスを指定する
(例)class="hoge"
idIDを指定する
(例)id="foo"
styleスタイルを指定する
(例)style="color:red;"

その他のグローバル属性値については、グローバル属性をご覧ください。

サンプル

HTMLを略語として定義する

<p>
  <abbr title="HyperText Markup Language">HTML</abbr>
  はウェブページを書くための言語です。
</p>

HTMLはウェブページを書くための言語です。

備考

  • abbrは「abbreviation」(省略)の略です。
  • title属性は他のタグではツールチップを表示する属性ですが、abbr要素では正式名称を指定する属性でもあります。(ツールチップも表示されます)
  • abbrで囲うと、Chromeだと細かい破線の下線が表示されます。