HTML5タグ虎の巻

input type="number"タグ

HTML5

input type="number"は、数値入力欄を作成するタグです。

解説

input type="number"を使うと、半角数値と記号(+、-)と小数点しか入力できなくなるため、入力チェック等の処理を行わなくても数値であることが保証されます。

しかし、HTML5に対応していないブラウザでは使用できないため注意が必要です。

コンテンツ・モデル

カテゴリー
(自カテゴリ)
フロー・コンテンツ
フレージング・コンテンツ
インタラクティブ・コンテンツ
コンテキスト
(親カテゴリ)
フレージング・コンテンツを許可する場所
コンテンツ・モデル
(子カテゴリ)
なし

属性

input(type="number")タグには以下の属性が指定できます。

【属性】
属性説明
name名前を指定する(submit時にこの名前で送信される)
(例)name="num01"
value値を指定する
(例)value="1234"
min入力を許可する最小値を指定する
(例)min="1"
max入力を許可する最大値を指定する
(例)max="99"
stepステップ値を指定する
(例)step="5"
 ※ステップ値とは値の刻みです。5だと 5、10、15… が入力可能です。
readonly読取専用にする
(例)readonly="readonly"
 ※readonlyのみでもOKです。
required必須入力であることを指定する
(例)required="required"
 ※requiredのみでもOKです。
【主要グローバル属性】
属性説明
classクラスを指定する
(例)class="hoge"
idIDを指定する
(例)id="foo"
styleスタイルを指定する
(例)style="color:red;"

その他のグローバル属性値については、グローバル属性をご覧ください。

サンプル

数値入力欄を作成する

<input type="number" name="num01">

数値入力欄を作成する(入力可能範囲:1~99)

<input type="number" name="num02" min="1" max="99">

▲、▼ボタンを押すと、入力範囲を超える値へは増減しません。
手入力すると入力できてしまいますが、submit時にチェックがかかります。

数値入力欄を作成する(ステップ:5)

<input type="number" name="num03" step="5">

▲、▼ボタンを押すと、5単位で数値が増減します。
手入力すると入力できてしまいますが、submit時にチェックがかかります。

数値入力欄を作成する(必須)

<input type="number" name="num04" required="required">

未入力だと、submit時にチェックがかかります。

備考

  • input(type="number")は、HTML5から新たに追加になったタグです。

関連項目