HTML5タグ虎の巻

dlタグ

dlは、定義リストを作成するタグです。

解説

dlタグは定義リストを作成するタグですが、子要素にdtタグとddタグが必要です。
dtタグの内容には定義リストの「定義」を指定し、
ddタグの内容には定義リストの「説明」を指定します。

定義リストの構造は以下のようになります。

定義リストタグの構造

コンテンツ・モデル

カテゴリー
(自カテゴリ)
フロー・コンテンツ
コンテキスト
(親カテゴリ)
フロー・コンテンツを許可する場所
コンテンツ・モデル
(子カテゴリ)
dtタグddタグ

属性

dlタグには以下の属性が指定できます。

【主要グローバル属性】
属性説明
classクラスを指定する
(例)class="hoge"
idIDを指定する
(例)id="foo"
styleスタイルを指定する
(例)style="color:red;"

その他のグローバル属性値については、グローバル属性をご覧ください。

サンプル

dlを使ったサンプル

<dl>
  <dt>Java</dt>
  <dd>1995年にサン・マイクロシステムズによって公開されたオブジェクト指向言語。</dd>
  <dt>VB.NET</dt>
  <dd>マイクロソフトが開発したプログラミング言語で、VisualBasicの後継言語。</dd>
  <dt>PHP</dt>
  <dd>オープンソースのプログラミング言語で、サーバーサイドWebが得意。</dd>
</dl>
Java
1995年にサン・マイクロシステムズによって公開されたオブジェクト指向言語。
VB.NET
マイクロソフトが開発したプログラミング言語で、VisualBasicの後継言語。
PHP
オープンソースのプログラミング言語で、サーバーサイドWebが得意。

dlを使ったサンプル(ddを複数)

<dl>
  <dt>犬</dt>
  <dd>チワワ</dd>
  <dd>ダックスフンド</dd>
  <dd>柴</dd>
  <dt>猫</dt>
  <dd>スコティッシュフォールド</dd>
  <dd>マンチカン</dd>
</dl>
チワワ
ダックスフンド
スコティッシュフォールド
マンチカン

備考

  • dlは「definition list」(定義リスト)の略です。
  • dtとddは必ず1:1である必要は無く、1:nでもn:1でもn:nでもOKです。
  • デフォルト状態では、dd要素の値がインデントされただけの表示です。見た目を変更したい場合はCSSを適用させてください。

関連項目

  • dl:定義リストを作成する
  • dt:定義リストの「定義」を作成する
  • dd:定義リストの「説明」を作成する