HTML5タグ虎の巻

rubyタグ

HTML5

rubyは、文字にルビ(ふりがな)を振るタグです。

解説

rubyタグの子要素としてrt、rpを指定します。
ルビは単語全体に指定する事も、漢字毎に指定する事も可能です。

コンテンツ・モデル

カテゴリー
(自カテゴリ)
フロー・コンテンツ
フレージング・コンテンツ
コンテキスト
(親カテゴリ)
フレージング・コンテンツを許可する場所
コンテンツ・モデル
(子カテゴリ)
フレージング・コンテンツ

属性

rubyタグには以下の属性が指定できます。

【主要グローバル属性】
属性説明
classクラスを指定する
(例)class="hoge"
idIDを指定する
(例)id="foo"
styleスタイルを指定する
(例)style="color:red;"

その他のグローバル属性値については、グローバル属性をご覧ください。

サンプル

単語単位でルビをつける

<ruby>
京都<rt>きょうと</rt>
</ruby>
京都きょうと

文字単位でルビをつける

<ruby>
京<rt>きょう</rt>
都<rt>と</rt>
</ruby>
きょう

rubyタグ非対応ブラウザにも対応した表記

<ruby>
北海道<rp>(</rp><rt>ほっかいどう</rt><rp>)</rp>
</ruby>
北海道(ほっかいどう)

rubyタグが非対応のブラウザだと以下のように表示されます。

北海道(ほっかいどう)

備考

  • ruby、rt、rpタグはHTML5から正式採用となりました。
  • HTML4.01時代に一部ブラウザで採用されていたrbタグ(ルビを振る対象文字列を指定するタグ)は、HTML5では採用されていません。
  • 現在の一般的なブラウザではほとんどrubyタグに対応しているため、rpの指定は省略しても問題になることはほとんどありません。

関連項目

  • rp:rubyタグの子要素として、rubyタグに非対応ブラウザ向けの内容を指定する
  • rt:rubyタグの子要素として、ルビ(ふりがな)を指定する