outputタグ
outputは、計算結果の出力欄を作成するタグです。
解説
outputタグを使用すると計算結果などを簡単に表示することができます。
例えば、スライダーの値を表示させたり、入力値の合計値を表示したりといった用途に使用します。
コンテンツ・モデル
カテゴリー (自カテゴリ) | フロー・コンテンツ フレージング・コンテンツ |
コンテキスト (親カテゴリ) | フレージング・コンテンツを許可する場所 |
コンテンツ・モデル (子カテゴリ) | フレージング・コンテンツ |
属性
outputタグには以下の属性が指定できます。
属性 | 説明 |
---|---|
for | 入力欄とIDで紐づける (例)for="x y" ※フォーム部品と計算結果の関連性を明確に示したい場合に使用するため、無くても計算結果に影響はありません。 |
form | formタグとIDで紐づける (例)form="fm01" |
name | 名前を指定する (例)name="opt01" |
属性 | 説明 |
---|---|
class | クラスを指定する (例)class="hoge" |
id | IDを指定する (例)id="foo" |
style | スタイルを指定する (例)style="color:red;" |
その他のグローバル属性値については、グローバル属性をご覧ください。
サンプル
スライダーの値を表示する
<form oninput="op.value=rag01.value">
<input type="range" name="rag01" value="50" />
<output name="op">50</output>
</form>
スライダーを動かすと値が変化します。
入力値の合計値を表示する
<form oninput="op.value=x.valueAsNumber + y.valueAsNumber">
<input type="number" name="x" value="0"> +
<input type="number" name="y" value="0"> =
<output name="op">0</output>
</form>
値を入力すると計算結果が表示されます。
備考
- outputは、HTML5から新たに追加になったタグです。
- outputの値はフォーム送信されません。
関連項目
- input type="range":スライダー入力欄を作成する