HTML5タグ虎の巻

outputタグ

HTML5

outputは、計算結果の出力欄を作成するタグです。

解説

outputタグを使用すると計算結果などを簡単に表示することができます。
例えば、スライダーの値を表示させたり、入力値の合計値を表示したりといった用途に使用します。

コンテンツ・モデル

カテゴリー
(自カテゴリ)
フロー・コンテンツ
フレージング・コンテンツ
コンテキスト
(親カテゴリ)
フレージング・コンテンツを許可する場所
コンテンツ・モデル
(子カテゴリ)
フレージング・コンテンツ

属性

outputタグには以下の属性が指定できます。

【属性】
属性説明
for入力欄とIDで紐づける
(例)for="x y"
 ※フォーム部品と計算結果の関連性を明確に示したい場合に使用するため、無くても計算結果に影響はありません。
formformタグとIDで紐づける
(例)form="fm01"
name名前を指定する
(例)name="opt01"
【主要グローバル属性】
属性説明
classクラスを指定する
(例)class="hoge"
idIDを指定する
(例)id="foo"
styleスタイルを指定する
(例)style="color:red;"

その他のグローバル属性値については、グローバル属性をご覧ください。

サンプル

スライダーの値を表示する

<form oninput="op.value=rag01.value">
  <input type="range" name="rag01" value="50" />
  <output name="op">50</output>
</form>
50

スライダーを動かすと値が変化します。

入力値の合計値を表示する

<form oninput="op.value=x.valueAsNumber + y.valueAsNumber">
  <input type="number" name="x" value="0"> +
  <input type="number" name="y" value="0"> =
  <output name="op">0</output>
</form>
+ = 0

値を入力すると計算結果が表示されます。

備考

  • outputは、HTML5から新たに追加になったタグです。
  • outputの値はフォーム送信されません。

関連項目