HTML5タグ虎の巻

selectタグ

selectは、セレクトボックスを作成するタグです。

解説

セレクトボックスの要素は、子要素にoptionタグで指定します。

セレクトボックスタグの構造は以下のようになります。

セレクトボックスタグの構造

コンテンツ・モデル

カテゴリー
(自カテゴリ)
フロー・コンテンツ
フレージング・コンテンツ
インタラクティブ・コンテンツ
コンテキスト
(親カテゴリ)
フレージング・コンテンツを許可する場所
コンテンツ・モデル
(子カテゴリ)
optionタグoptgroupタグ

属性

selectタグには以下の属性が指定できます。

【属性】
属性説明
disabled非活性にする
(例)非活性にする → disabled="disabled"
 ※disableのみでもOKです。
multiple複数選択の可否を指定する
(例)複数選択可にする → multiple="multiple"
 ※multipleのみでもOKです。
size表示する項目数を指定する
(例)3項目は常に表示するようにする → size="3"
autofocus初期状態でフォーカスが当たるように設定する
(例)自動フォーカスを設定する → autofocus="true"
【主要グローバル属性】
属性説明
classクラスを指定する
(例)class="hoge"
idIDを指定する
(例)id="foo"
styleスタイルを指定する
(例)style="color:red;"

その他のグローバル属性値については、グローバル属性をご覧ください。

サンプル

東京、大阪、名古屋をリスト表示する

<select>
  <option>東京</option>
  <option>大阪</option>
  <option>名古屋</option>
</select>

東京、大阪、名古屋を複数選択可能リストで表示する

<select multiple="multiple">
  <option>東京</option>
  <option>大阪</option>
  <option>名古屋</option>
</select>

備考

  • 複数選択可の時、[Ctrl]キーを押しながらクリックすると複数選択ができます。
  • 同様に、[Shift]キーを押しながらクリックすると、一気に選択できます。

関連項目

  • select:セレクトボックスを作成する
  • option:セレクトボックス等の要素を定義する
  • optgroup:リストをグループ化する